明日で福知山線脱線事故から丸3年を迎えるが、テレビでのJR西日本社長の会見で「日勤教育と言う言い方はしなくなった」と言っているが、呼び方が変わっただけで、中身は全く変わっていないと思う。やたら社員教育にこだわっているようだが、本当は現場が働きやすいように、環境を整備する事が先決だと思う。社員教育されるのは幹部ではないだろうか。
安全スローガンなどは二の次だろう。形だけが変わっても、実質中身が変わらないのだから安全宣言は当分は厳しいだろう。私鉄などは電車の停車までにはかなり余裕があると思う。だから慌ててブレーキをかけて、オーバーランや強いブレーキにならないが、JR場合は何故か焦りを感じる。自動車の運転でもそうだが、運転士、車掌どちらにしても、10年ぐらいは現場で実務を踏まないと上手にはならないだろう。現在は入社3年ぐらいで運転士になって、一人で運転を任されている。そんな電車に乗らされている乗客もたまったものではない。
お客様センターへの問い合わせも、コンピュータが自動的に文章をはじき出したような回答が返ってくる。返答に対するマニュアルがあるのだろうが、お客様のクレームや意見を「宝」と言う企業もある中でJR西日本はどう捉えているのかを伺いたい。
車内放送等についても言えるが、『発車します。ドアにご注意ください』がどう聞こえるか?私には、ドアに注意するのは車掌ではないか?と思う。閉める作業に対して。
「閉まるドアにご注意ください」「ドアが閉まります。ご注意ください」と言えば意味は通じる。私鉄ではこう言っていると思うし、放送の仕方ももっと丁寧だ。
本当に安全運行を考えるなら、車掌は最低1年間、ベテランと二人体制で乗務につき、事細かな指導を受ける。運転士は最低3年間ベテラン運転士と乗務し、事細かな指導を受ける。国鉄時代は助士を見かけたものだ。人件費はかかるだろうが、特にラッシュ時間帯などには駅務、乗務とも多人数で運営を行ってもらいたい。
遺族との交渉が難航しているようだが、JR西日本は安全になったとばかり先走って発言しているようだが、安全スローガンを出して、電車の色を塗り替えて、その他・・・・それだけでは誰も納得しないだろう。私鉄の方が乗り心地が良いと感じる今日この頃、これを超えない事にはJRに乗って旅行も考えられない。良くなる事を願ってやまない。